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【子どもが前向きになる】現役小学校教員が実践する自己肯定感を高める子どもとの関わり方

【子どもが前向きになる】現役教師が実践する自己肯定感を高める子どもとの関わり方 

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毎日、子育てや仕事お疲れさまです。

nikumeenです。

 

皆さんは子どもと接する中で

「なかなか自信がもてないな。」

「言うことを全然聞いてくれない。」

「悪さばかりしてしまうなぁ。」

と思うことはありませんか?

 

 こういうとき

「叱るより褒める方がいい」

「叱ったらフォローしなさい」

という言葉を聞いたことがありますか?

実はこれ、間違いです。

 

この記事では

現役小学校教員の私が実践している

自己肯定感を高める子どもとの関わり方を

紹介していきたいと思います。

 

 

自己肯定感を高める

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自己肯定感について

僕が毎日34人と子どもたちと接する中で

1番意識していることは子どもたちの

自己肯定感を高めることです。

 

大人もそうですが自己肯定感が高いと

自分に自信がもてたり

物事にやる気をもって取り組めたりします。

 

自己肯定感は

勝手に伸びるものではありません。

色々な人と関わる中で

育まれていくものです。

 

学校なら色々な先生が関われるのですが、

特に小さいお子さんのいるご家庭だと

親との時間が圧倒的に多くなるので、

両親しだいで子どもの自己肯定感が

大きく変わってきます。

 

自分に自信をもって生きて欲しい。

何事にも積極的になって欲しい。

と思われる方はぜひ自己肯定感

意識してみてください。

 

子どものことを理解しようとする

1つ目のポイントは子どものことを

しっかり理解しようとすることです。

そのために私が1番意識していることは

子どもの心をみるということです。

 

あまり難しく考え過ぎず

「今どんな気持ちで、何を考えているか」と

いつも考える癖をつけましょう。

そうすることでどういう思いで子どもたちが

行動したのかがわかってきます。

 

ここでちゅういしていただきたいのは

正解を探す必要はありません!

大切なのは子どもたちに

あなたのことを理解しようとしているよ

という気持ちが伝わることです。

だれしも自分のことを分かってくれる人と

一緒にいると安心しますよね。

 

認めてあげる

2つ目のポイントは

認めてあげることです。

気をつけていただきたいのは

褒めることとは少し違うということです。

 

「認めてあげる」とは

子どもたちが私のことを見てくれている

という気持ちになることです。

 

見てくれていると感じている子は

自分はここにいてもいいんだと安心して

落ち着いて過ごすことができます。

 

子どもたちが安心できる環境を作ることで

不安なことや自信のもてないような

壁にぶつかった時に、

失敗しても認めてもらえるから大丈夫

自信をもって挑戦できるのです。

 

ここからは自己肯定感を高める関わり方について

具体的に説明していきたいと思います。

 

子どもとの関わり方

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根拠のない期待と信頼

とにかく子どものことを信じましょう。

根拠なんていりません。

底抜けに子どもの可能性を信じるのです。

どんなに悪態をついて態度の悪い子でも

「この子はきっと人に優しくて素直になる」

と、根拠もなく信じましょう。

それだけであなたの心が変わります。

簡単そうで、実はできていない方が

多いのが現状です。

 

「この子は○○ができないからなぁ」

「この子は○○だから」

と、子どものことを勝手に決めつけて

子どもの可能性を狭めてしまっている先生も

ときどき見かけます。

 子どもたちは素直です。

あなたが心で思った通りに良くも悪くも

ちゃんと成長していきます。

 

関わり方や指導がうまくいかない。

言うことを聞いてくれないと思ったら

まず自分の心を振り返りましょう。 

これだけで子どもとの関係が嘘のように

どんどん良くなっていきます。

 

子どもをよくみる

子どもの様子をよく観察しましょう。

見るポイントはただ一つ。

子どものいいところだけを見てください。 

極端な話悪いところは見なくてもいいです。

 

人間はそもそも防衛本能で

悪いところに注目してしまう習性があります。

つまり意識しなくても悪いところには

勝手に目がいくようになっています。

それならもういっそいいところだけ見て

それでちょうどいいんです。

 

褒めること・叱ること

「叱るより褒める方がいい」

「叱ったらフォローしなさい」

と、よく先生方は言われます。

申し訳ありませんが、これは間違いです。 

というか、どちらでもかまいません。

褒めようが叱ろうが別にどっちでもいいです。

 

褒めたり叱ったりする前に

まず土台をつくることが大切です。

ここで言う土台とは子どもとの信頼関係です。

普段からしっかり子どもたちのことを認め

信頼関係ができていれば

叱ろうが褒めようが響きます。

 

まずは日常の信頼関係を

しっかり構築していきましょう。

 

長いスパンで考える

これは当たり前ですが

子どもの変化は一朝一夕では起きません。 

根気強く子どもと向き合うことに

近道はありません。

 

まずは1年後の子どもの姿を想像して

毎日を過ごすようにしていきましょう。

良くなっていく姿をイメージしながら

毎日子どもと接するだけで、みるみる

子どもたちの様子は変わっていくでしょう。

 

まとめ

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 いかがだったでしょうか。

つい子どもに感情的になってしまいそうなとき

なんだか子どもの様子がおかしいなと思ったとき

まずは自分の心を振り返る習慣をもつといいですね。

きっとあなたの人生が素晴らしいものになっていくと

私は信じています。

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

少しでもあなたの役に立てたならうれしいです。

よろしければ、またのぞいていってください!

それではまた。