【小学校教員向け】体育の授業を「楽しい!」へ導く5つのテクニック
おはようございます!
にくめんです。
- 体育の授業がうまくいかない
- 体育に参加しにくい子がいる
- 楽しく体育の授業がしたい!
今回はこのような先生の悩みを解決します!
<内容>
- 体育の授業を「楽しい!」へ導く5つのテクニック
- みんなで体育を楽しむために
本記事では、体育の授業を「楽しい!」へ導く5つのテクニックを紹介!
読み終えれば体育の授業を「楽しい!」へ導くポイントが分かるようになります。
現役小学校教諭のにくめんが具体例も交えて
5つのテクニックについて解説していきたいと思います。
執筆者(にくめん)紹介
- 小学校教諭9年目
- 2児のパパとして奮闘中
- 気合いのいる学級の経験豊富
- 体育主任
- 体育大学卒
体育が苦手!という方はこちらもどうぞ
nikumeen-hatarakikata.hatenadiary.com
【小学校教員向け】体育の授業を成功へ導く5つのテクニック
導入で心を掴む
とにかくその道の一流と言われる選手の動画を見せましょう!
単元の導入で見るのがオススメです!
みなさんもトップ選手のプレーを見てこんな風に思ったことはありませんか?
- 単純に感動する!
- 同じスポーツをやってみたい!
子どもたちも同じです。
さらに、そのスポーツを知らない子ともイメージを共有できるところもいいですね。
次の単元の導入は、動画視聴から始めて見ませんか?
行列をつくらない
体育の時間で1番やってはいけないこと。
それは場に行列ができてしまうことです。
- 跳び箱にみんな並んで待っている
- 幅跳びでも砂場に並んでいる
- ボールを投げる的の前に行列が・・・。
こんなことはありませんか?
僕も先生になり立てのころは良く行列をつくっていました。その方が目も届くし管理しやすい気がするんですよね。でも、少し考えてみてください。並んでいるとき子どもたちは何してますか?
子どもたちが「やりたい!」と思ったときにすぐ試せる場をつくっておくことが大切です。運動場の広さや物の有無によっては、場作りって難しいかもしれません。
しかし、場の数が少ないということは算数に例えると
ノートが人数分無いのと同じです。
足し算したい!ってせっかく思っても
ノートの前に並んで行列が進むのを待っている間にやる気も失せるものです。
友達とのおしゃべりの方が楽しくなる気持ちも分かります。
なので、まずはしっかり場作りを行って
「やりたいことがすぐできる。」
そんな体育の時間を目指しましょう!
いい見本を見つけてイメージを共有する
子どもたちの中にセンスのいい子はいませんか?
そういう子には質問攻めです。
「なんでできたの?」
「どうやったらできたの?」
「どこに気を付けたの?」
しっかり聞いておいて全体の場で
「○○さんがすごく上手だったんだけど、どんなところに気を付けたの?」
と問いかけて共有しましょう。
その時に動きを動画で撮っておいてみんなで見たり
実際に動いてもらったりしてもいいですね。
とにかく子どもたちが成功のイメージをたくさんもてるようにしましょう。
間違ってもうまくいかないことを取り上げてはいけません。
板書をする
体育の時間こそ板書をしましょう!
「めあて」も
「児童の考え」も
「振り返り」も書きましょう!
板書に書くことでやることも明確になり、動きのコツを共有したり、途中で見返したりすることもできます。
子どもたちは抽象的な表現をよく使うので
「ここで相手が来たらシュッと交わして、あっちの仲間にビュッとパスをしたらうまくいった!」
みたいな発表を
「ゴール前で相手を引きつけておいて、フリーになった仲間を見つけてパスを出したらうまく点が取れたんだね。」
と言い換えて板書するだけで、聞いている子たちの理解度は大きく変わってきます。図なども使って説明できるとより良いですね!
あまり難しく考えず、その時間のメモぐらいの気持ちで板書をしてみることから始めて見ましょう!
動画を撮ってみる
動画を撮って見せると単純に子どもは喜びます。
また、体育の時間は動きが一瞬なので、後から振り返るのが難しいことも課題の一つです。
そこで子どもの動きを動画に撮りましょう!
子どもは自分の動きを客観的に見ることができ、先生も動きを見ながら説明できるのでかなりオススメです。
体の動かし方が分からない子たちも、実際に自分の動きを見ることでイメージが掴みやすくなります。
- 鉄棒の技ができない
- ハードルがうまく跳べない
- ボールがうまく投げられない
こういった悩みも解決してきました!
サッカーやバレーなどでも
- ボール以外の人の動き
- 見えてなかった周りのこと
- 作戦の振り返り
などを見直すことができます。
評価の際にも、撮った動画を見直すだけで評価ができるのでそこもすばらしいですね。
もはや撮らない理由が見つかりません。
動画撮影の際には、ロイロノートがオススメ!
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みんなで体育を楽しむために
みんなで体育を楽しむために2つのポイントを紹介します。
- 導入でできるだけ心を掴む
- 先生が楽しむ姿を見せる
どの授業でも言えることですが、導入は単元との初対面です。
ここで印象が悪いと良くすることは難しいです。
逆に、ここで心を掴むとあとはスムーズです。
前述したように動画を見せてもいい、示範を見せてもいい、楽しみなことを話し合ってもいい。とにかく「やりたい!やってみたい!」と思ってもらえるように工夫してみましょう!
また、先生自信が運動を楽しむ姿勢も大切です。
「運動苦手なんですよね。」という先生も大丈夫!
楽しそうにしている姿を子どもたちに見せましょう。
僕は体育の時間は、成功も失敗もとにかく笑っています。すると子どもたちも笑顔で体育をするようになります。
まずは、先生が楽しむ心をもって授業に臨みましょう!
まとめ
体育の授業を「楽しい!」へ導く5つのテクニック
- 導入で心を掴む
- 行列をつくらない
- いい見本を見つけてイメージを共有する
- 板書をする
- 動画を撮ってみる
いかがだったでしょうか。
ぜひ今日の教材研究から取り入れて見てください!
まだまだ私も学びの途中ですので、質問やご指導も遠慮無くいただけるとうれしいです。
単元計画でお悩みの方はこちらもご覧になってみてください。
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最後まで読んでいただきありがとうございました。
少しでもあなたの役に立てたならうれしいです。
このブログでは
- 先生の働き方について
- 子どもとの関わり方
- 人生を楽しむ方法
- 買って良かったもの
などを紹介しています。
よろしければ、他の記事ものぞいてみてください!
それではまた。