【上手な叱り方】叱るときにやってはいけないたった一つのこと
【上手な叱り方】叱るときにやってはいけないたった一つのこと
おはようございます!
にくめんです。
「もう。また勝手に人の物使って!」
「ま〜た片付けできてないじゃない!
「ちょっと!なに意地悪してるの!」
こんな叱り方をした経験ありませんか?
私も子育てや学級経営などをしていて
- 叱り方が分からない
- 叱っても響かない
- うまく叱れない など
教師になって始めの頃は
叱り方で悩むこともありました。
今日は私の実践をもとに
- 叱るときにやってはいけないたった一つのこと
- 上手に叱るためには
について解説していきたいと思います。
叱るときにやってはいけないたった一つのこと
それは感情的に叱ることです。
- 友達に嫌なことをしている
- 喧嘩をしている
- 誰かに迷惑をかけている
- 暴力・暴言 など
こんな姿を見るとつい
「こら!やめなさい!!」と
感情的になってしまうことがありますよね。
すごくよく分かります。
僕も感情的に叱ってしまうこともありました。
しかし、冷静に考えてみてください。
叱ってまで伝えたいことは何ですか?
感情的に叱ってしまうと
本当に伝えたいはずの気持ちが
きちんと伝わりません。
時には全く異なった伝わり方を
してしまうこともあります。
- 友達に優しい人になってほしい
- 相手の気持ちの分かる人になってほしい
- きまりが守れるようになってほしい
このような気持ちをちゃんと子どもに
伝えたいのなら一度冷静になりましょう。
落ち着いて子どもを叱りましょう。
☆ここまでのまとめ☆
- 感情的に叱らない
- 本当に伝えたいことは何か考える
- 気持ちを落ち着かせて叱る
上手に叱るためには
では、上手に叱るには
どうすればいいのでしょうか。
以下の4つのステップで
例を挙げながら解説したいと思います。
☆上手な叱り方4ステップ☆
- 行動
- 感情
- 影響
- 提案
1.行動
まず、何か問題があったときに
その状況を確認しましょう!
<例>
「他にやりたいことがあったから、時間が守れなかったんだね。」
「別のことが気になって、片付けができなかったんだね。」
「嫌なこと言われたから、Aくんを叩いてしまったんだね。」
状況をあえて声に出して確認することで
今どういう状況にいるのか
子ども自身が客観視することができます。
2.感情
自分はどう思うのか
「私 メッセージ」で伝えましょう!
<例>
「ママは、時間が守れないとこの後の予定に送れてしまうから困るな。」
「片付けができないと、部屋が散らかって危ない。怪我をしてしまうともっと悲しいよ。」
「先生はAくんが叩かれてつらいな。みんな仲良く過ごしてほしい。Aくんがもっと怪我をしてしまっていたらと思うと心配だよ。」
ポイントは、自分の気持ちを伝えることです。
悲しい。心配。困る。つらい。など
どう思っているのか伝えることで子どもは
周りに悪影響を及ぼしていることに気がつきます。
気持ちは目に見えないので
ちゃんと伝えてあげましょう。
3.影響
その言動が及ぼす影響を伝えましょう!
<例>
「このまま時間が守れないと、大人になっても時間の守れない人になってしまうよ。」
「片付けができないと、どこに何があるかも分からなくなるし、何より過ごしにくいよね。」
「腹が立ったからっていつも叩いていたら、見ているみんなも嫌な気持ちになると思うよ。」
どんな良くないことがあるか。
さらに続けるとどんなことがあるのかを伝えましょう。
そうすることで自分の行動が及ぼす影響を
考えながら行動できるようになっていきます。
4.提案
最後は、どうすればよかったか
これからどうすればいいか提案しましょう!
<例>
「時間を見ながら、きりのいいところでやめるようにしようね。」
「使った後すぐしまうようにすると後からめんどくさくならなくていいね。」
「腹が立ったら、叩く前に深呼吸しよう。」
具体的であればあるだけいいです!
さらにここを一緒に考えるとよりGood!
「どうすれば時間が守れると思う?」
「片付けるコツって何があるかな?」
「叩く以外の解決方法は何か知ってる?」など
一緒に考えることで
自分が決めたこととして
より気を付けることができるはずです。
まとめ
いかがだったでしょうか。
叱るって本当に難しいですよね。
今日紹介した4つのステップには
ある程度時間がかかります。
「育児にそんな暇ない!」
という気持ちも分かります。
しかし、始めは時間がかかっても
丁寧に話を聞いてあげることで
大人への信頼感や安心感も
同時に高まっていきます。
今までうまく叱れなかった方も
自分を責めないでください。
私も昔は怒鳴り散らしてましたから。
今日から少しずつ意識して
自分も子どもたちも幸せになる
人生を選択していきましょう!
最後まで読んでいただきありがとうございました。
少しでもあなたの役に立てたならうれしいです。
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それではまた。